中国の水路貨物輸送は1月から5月にかけて7%増加
運輸省によると、1月から5月までの間に中国全土の水路を経由して約39億トンの貨物が輸送され、前年比7％の増加となった。
中国メディアは傅旭銀副大臣の発言を引用し、この期間に中国全土の港湾におけるコンテナ取扱量は20フィートコンテナ換算で1億3000万TEUを超え、前年比8.8%の増加を示したと報じた。
中国の水路輸送への固定資産投資は今年最初の5か月間で786億元（約111億ドル）に達し、前年比7.2％増となり、高い投資水準を維持している。この資金は、中国南部の広西チワン族自治区と東南アジア諸国との連結性を強化することを目的とした平路運河などの重要なインフラプロジェクトを支援してきた。
フー氏は、技術進歩の重要性を強調し、スマート港の開発は中国の水路輸送部門の最優先事項であると指摘した。さまざまな港湾施設の自動化を促進する取り組みが進められており、現在、21のコンテナ港と28のドライバルク港が自動で稼働している。
2023年、中国の水上貨物輸送量は過去最高の約94億トンに達した。
